Contents
探偵事務所で、人探しを依頼するときには、探してほしい人物に関する情報が、あればあるほど調査が効率よくすすめることができます。探偵事務所では、1日ごとに10万前後の費用がかかるため、調査期間が短いほど料金の負担も軽くなります。
情報は、どんな小さいなことでも手がかりのヒントになるため、なるべく多く収集しておくようにします。また、用意していた情報が多いほど、探している人物が見つかる可能性が高くなります。どんな情報を、調べておけばいいのかは、探したい相手との間柄や失踪したときの状況や期間によって異なります。
探偵事務所では、無料の人探しの電話や、メールでの相談も行っていますので、どんな情報を準備しておけばいいのか、調査員に事前に聞いておくのもおすすめです。
同居していた家族を探すときに必要な情報
子どもや同居していた配偶者、親が家出したケースでは、家出したときに、持ち出した荷物についての情報が手掛かりになります。まず、家出した本人の部屋から、どんなものが持ち出されたかを調べて、書き留めておくことが大事です。
具体的には、現金や銀行カードやクレジットカードの有無と、その金額について調べておきます。また、お金以外には携帯やパソコンなどの通信機器の有無も、大事な情報になります。現金などの、早急に必要となるものを持ち出している場合には、計画性の高い家出のため、事件性は低くなります。
また、着替え用に服を持ち出している場合には、その衣類についても確認しておきます。それ以外には、家出する前の本人の様子なども、手掛かりになるため、記憶が薄れる前に思い出して、詳しくメモしておきます。それ以外に必要な情報としては、本人の写真や交際相手の有無、友人や知人の住所や連絡先などもわかればメモに控えておきます。
事件性がない家出の場合には、友人や交際相手には現在の居場所を知らせている可能性が高いからです。
知人や友人を探す場合
交流が途絶えて、連絡先もわからなくなった知人や友人が、現在どのように過ごしているのかを調べたい場合には、交流があったときの相手の情報を、なるべく詳しくまとめておくことが大事です。当時の友人や知人が暮らしていた、住所やメールアドレス、電話番号や結婚歴の有無、実家の住所なども大事な情報になります。
住所もはっきり覚えていなくても、だいたいの地名や地域だけでも、人探しをするうえでは重要な手がかりになります。大学や高校などの、通っていた学校や勤務先なども、覚えている範囲でよいので、探偵に伝えておくと探す手間がかなり省けます。
探したい友人や知人の情報だけでなく、その相手の家族や恋人、友人などターゲットと関わりがある人間に関する情報も、人探しをするうえでとても大事なヒントになります。探している友人や知人が同級生だった場合は、学校の同窓名簿や卒業名簿なども参考資料として有効です。
写真なども、なるべく多く用意しておくのが望ましいです。
生き別れた肉親を探すときには
幼いころに、家庭の事情で親や兄弟の肉親と離れ離れになり、行方がわかないケースの場合にも、探偵に依頼するのはおすすめです。依頼する前に、調べておいた方がよいのは、離れ離れになった当時の事情について、ご自身である程度調べておくことが大事です。
祖父母や親戚で、当時の事情を知っていそうな方に、詳しい経緯を聞いておきます。肉親と別れたときには、周囲が本当の理由を話していないことも多いからです。
また、家族であれば戸籍謄本を取り寄せることで、事実をある程度調べることもできます。戸籍謄本は、家族を調べるときにとても重要な手がかりになりますので、前もって役所から取り寄せておきます。
別れた事情によっては、親族や家族が本当の理由を話してくれないこともありますので、その場合は探したい家族の勤務先や交流があった友人や知人の情報を、なるべく調べておきます。それ以外には、別れた肉親の写真や人となり、趣味や嗜好なども有効な情報になります。
いかがでしたか?こちらのページでは今まで書いた、人探しのコツを全てまとめています。他に必要な情報もありますので、ご覧ください。