人探しを警察に依頼するメリット・デメリット

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何かトラブルがあった時に相談しやすいのが警察です。日本の警察は世界中の警察と比べても優秀ですから、相談に行けば親身に話を聞いてもらうことができます。ただ事件性がない場合はなかなか動いてくれないといったケースも多くあります。

そして民事不介入という原則があるので、個人同士のトラブルなどではあまり強制力がなく、解決まで介入してくれないといったデメリットもあります。

家出をしてしまった人を探す場合にはまずは警察に相談して、家出人捜索依頼を出しておくと全国の警察に何かあった時に知らせがいくようにすることはできます。ただ専門で人探しをしてくれるわけではないので、警察に届けた時のメリットとデメリットを理解しておくとよいでしょう。

まずは相談と問い合わせをしてみる

何かトラブルになった時に頼りになるのが警察です。もしも事件性がある可能性があって、それを裏付けるような証拠がある場合はすぐに警察に届けをだして、相談するとすぐに保護に向けて動いてくるというメリットがあります。

基本的には事件がないと動いてくれないというデメリットがあるのですが、事件性があればすぐに動いてもらうことができますし、さらに探偵社などと比べて全国展開で人探しもしてもらうことができます。

ただこれは事件性があった場合であり、自分の意志で家出をしていたり、家族間のトラブルなどが原因でいなくなったケースではなかなか動いてもらえないのが現象です。

また家族なら捜索願を出したりもできますが、他人からの相談や依頼に関してはよほどの理由がない限り動いてもらうことができません。困ったことがあった時は、まずは相談する相手として最適ですが、短期間ですぐに人探しをしてもらうという点では探偵事務所のほうが優れているといえるでしょう。

人探しを警察に依頼するメリット・デメリット

事件性がないと動いてもらえない理由

警察に人探しを相談した場合、緊急で動いてくれるケースが未成年の子供がいなくなった時や、認知症の老人が行方不明になってしまったときです。これらのケースでは、自分から家を出ていったとしても事故や事件に巻き込まれてしまう可能性もあるので、捜索をしてもらうことができます。

ただ人探し専門の人員がいるわけではないので、交番などのお巡りさんがパトロールの途中で気にしてくれたり、職務質問などによってだれなのかが分かった場合に連絡が来るといった感じになります。

特に成人した大人の場合は、自分の意志で家出をした場合には、たとえ見つけたとしても強制的に連れ戻してくれるわけではありません。

家出をしたのが大人の場合では、発見した時に事情を聴くといったことや探しているという事情などを説明してもらうことはできますが、戻るか戻らないかという選択は、家出人捜索願を出されている対象者が、選択することになるので、帰らないと選択した場合は、会えない可能性もあります。

人探しをするならどうしたらいいのか

基本的に、家出などで行方不明になってしまったら、警察には届け出をしておいたほうが良いといえます。もしかしたら事件や事故に巻き込まれてしまう可能性もあるので、何かあった時に届け出をしておけば連絡をしてもらうことができるからです。

ただし警察には、人探しを専門に行っている人員が少ないですし、事件性がなければ、積極的に捜索をしてくれるわけではないことを理解しておきましょう。

また探している人が見つかったとしても強制的に連れ戻してくれるわけではないので、探していることが分かって逆にさらに逃げられてしまうというケースも考えられるのです。

人探しをするのであれば、探偵事務所に依頼するのも一つの選択肢になります。探偵ならばピンポイントで人探しをしてもらえるので、探し人を見つけ出せる可能性が高くなります。警察に家出人捜索願をだして、さらに探偵事務所に人探しを依頼しておけばかなりの確率で見つけることができるでしょう。

いかがでしたか?こちらのページでは今まで書いた、人探しのコツを全てまとめています。他に必要な情報もありますので、ご覧ください。