人探しで再会が果たせる確率

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家出した人や失踪した人をそのうち帰ってくるだろうと放っておいては、二度と会えなくなってしまったり、事件や事故などに巻き込まれてしまったりして、取り返しのつかないことにもなりかねません。

ですので、もし家族や友人が行方不明になってしまったら、警察や探偵事務所にすぐに捜索を依頼してできるだけ早く探し始めることが大切です。ただ、いくら探偵事務所などのプロの力に頼ったとしても、探している人に必ず再会できるとは限りません。では、人探しをするときに、再会が果たせる確率が高くなるのはどのような場合なのでしょうか。人探しで再会が果たせる確率を上げるためのポイントや、早く探すことが大切である理由なども含めて説明していきたいと思います。

人探しをするときには初動が肝心

警察庁が発表した平成28年における行方不明者の状況によると、平成28年の行方不明者の届出受理数は84,850人となっています。統計が残っている昭和31年以降、毎年8万人以上の行方不明者が出ていることが統計からわかります。ただ、これはあくまで届出が受理された行方不明者の数ですので、実際にはもっと多くなるはずです。

そして、届出が受理された行方不明者のうち、当日のうちに所在が確認される割合が最も高く、1週間以内に70パーセント以上の行方不明者の所在が確認されています。このことからわかるように、人探しをする際には初動が肝心で、できるだけ早く探せばその分再会が果たせる確率も高くなるといえます。

人探しで再会が果たせる確率

しかしながら、初動が大切だからといってすぐに警察に行方不明者届を出したとしても、事件性があると判断されない限り警察は積極的には捜索してくれません。もし行方不明者届を出しても警察が動いてくれそうにない場合や、より確実に人探しを成功させたい場合には、探偵事務所にもできるだけ早く捜索を依頼しましょう。

再会できる確率を上げるのは情報の量と鮮度

前述の通り、探している相手と会わずにいる期間が長くなれば長くなるほど、再会が果たせる可能性は低くなってしまいます。とはいえ、いくら早く探し始めたからといって、必ず再会できるとは限りません。

人探しをするときの再会が果たせる確率は、情報量や情報の鮮度に左右されます。相手の名前や住所、職場などの情報があれば、再会できる確率は高くなります。逆に、名前しか知らなかったり名前すら知らなかったり、もしくは情報を多く知っていたとしてもその情報が古すぎたりすれば、当然のことながら確率は低くなってしまいます。

つまり、個人を特定することができる確実な情報が多く揃っていれば、それだけ人探しの難易度が下がるのです。何十年も前に蒸発した家族などを探す場合よりは、最近まで一緒に住んでいたような家族を探す場合の方が居場所を突き止めやすくなるというわけです。したがって、再会が果たせる確率を上げるためには、早く依頼するだけでなく、依頼する探偵事務所に知っているすべての情報を伝えることも大切になります。

人探しで早く探し始めることが重要になる理由

たとえ個人を特定できる情報が少なかったとしても、家出や失踪してすぐに探偵事務所に人探しを依頼すれば、目撃情報や痕跡により見つけ出せる確率は高くなります。目撃者の記憶が薄れてしまったり、痕跡が消えてしまったりする前に捜索を始めるためにも、探偵事務所などにできるだけ早く依頼することが重要なのです。

ただ、いくら初動が早くて情報量が多いとしても、家出した理由によって再会が果たせる確率が左右されてしまうこともありますので注意が必要です。借金などが原因で探されたくなくて計画的に逃げている場合には、痕跡を残さないようにしていることが多いため、見つけ出すのはより困難になります。

また、たとえ見つかったとしても、会うことを拒絶される可能性もあるほか、再び失踪してしまう可能性も考えられます。ですから、家出した原因を明確にして、早急に問題を解決するためにも、一刻も早く人探しを依頼することが必要となるのです。

いかがでしたか?こちらのページでは今まで書いた、人探しのコツを全てまとめています。他に必要な情報もありますので、ご覧ください。