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探偵には、亡くなった恩人や、曽祖父までは分かるけど、それ以前の先祖のお墓の場所を探して欲しい、などの依頼もあります。
現代は核家族や個人の時代で、だからこそ、自分のルーツを知ることで、自分の存在意義を見出し、より良く生きる励みになります。先祖の人探しを行い、先祖の名前を知ることで、日本の歴史と先祖の事跡が分かり、過去を思い敬う心が生まれます。そして、それを子孫に伝えることで、日本を愛する気持ちも、きっと受け継いでもらえるでしょう。
ご先祖様の調査の方法
家系調査の人探しは、まずは住民票・祖父母の戸籍謄本・改製原戸籍・除籍簿等の戸籍関係の調査から始めます。これらは、自分の本籍の役所へ請求すれば、簡単に交付してもらえます。遠方の場合は、郵送でも入手できます。
まず依頼人の出生時をさかのぼると、両親の本籍地が記載されており、それをもとに今度は両親の出生時をさかのぼる戸籍謄本・除籍謄本・改正原戸籍を取得します。この調査を何度も繰り返して先祖をさかのぼります。これは自分でもできますが、文献調査などの専門知識や、現地調査などは、どこかで行き詰まる事も出てくるでしょう。
現地調査は、寺院などを訪問し、墓石、お位牌、過去帳などから、故人に関する記録(没年月日、法名、間柄、享年など)を、詳しく根気よく慎重に調査する必要があります。 寺院は江戸時代半ば以降の庶民に関する貴重な記録が残されています。そこで得られた情報を元に文献調査を行うなど、地道な作業が必要です。やはり専門の探偵にお任せする方が安心、確実でしょう。
家系の具体的な現地調査
先祖供養したくても、昔になればなるほど、探すのは難しいです。しかし絶対無理というわけではありません。お墓探しも、人探しと同じです。家系調査の場合は、200年~400年以上までさかのぼる事もできます。
家系図や先祖調査の業者は多いですが、例えば江戸時代の先祖の職業・暮らし・生きた足跡などを知りたい場合は、探偵に依頼するのもおすすめです。
現地調査では、総本家や本家に伺い、いきさつをきちんと説明した上で、調査の協力をお願いします。戸籍で調べた家系図をもとに、曾祖父の名前や、その兄弟などを加え、さらに詳しい情報(現住所や没年時など)を分かる範囲でまとめます。
本家の調査を元に、出来上がった家系図を見て、さらに知りたいことを細かく分類し、参考になりそうな資料の所在や、詳しく教えてくれる人を探したり、または総本家・本家の人が知っている場合もあります。
他にも、法務局出張所の土地台帳を調べたり、親戚をたどって聞き取ったりも可能です。
家系調査や家系図の料金
大体の目安は、戸籍謄本および家族の除籍謄本などを本人が提出した場合、3万円で調査します。家系図を墨書きで作成、表装(巻物などに仕立てる)し、桐箱に納める場合(書家や表装、桐箱の種類で料金が異なる)は、18万円〜になります。
不明点を調査して系図を作成する場合は、22万円、戸籍から全ての調査込みで系図作成する場合は、38万円~、戸籍から全ての調査込みで系図を墨書きで作成、表装し桐箱に納める場合(交通費や資料代、手土産などにより料金が異なる)は、50万円になります。
無料相談も行っていますので、些細なことなど、1人で悩まず気軽に相談して下さい。なお、戸籍を入手する際は「身分証明書」と「印鑑」を用意して下さい。依頼主から戸籍が届いてから、状況によりますが、約1〜2週間で納品が目安になります。
それなりに料金がかかりますが、戸籍だけの家計調査では満足できない、先祖の経歴を知りたい、自身の調査では成果が得られない、とお思いの人はぜひ、依頼をおすすめします。
いかがでしたか?こちらのページでは今まで書いた、人探しのコツを全てまとめています。他に必要な情報もありますので、ご覧ください。