Contents
毎週放送しているレギュラー番組での募集ではありませんが、特番で人探しをしてみませんかというテレビ番組が、稀に放送されています。出演者は芸能人ではありますが、人を探す方は素人で応募やアンケートサイトからの申し込みなどで実際に人探しを行ってもらえるようになっているのです。
完全に連絡先が分からない方、生死不明の方を何とか探し出してほしいといった希望を持っているものの、その手段がない方にとっては渡りに船の企画なので、意外なほどに応募が沢山あるといった特徴もあります。
しかし、テレビ番組特有の演出があったり、番組上で放送に耐えられるような、危険性のない人探しのみが対象となっているなど、それなりの成約があることも覚えておくといいでしょう。
テレビ番組での人探しのメリットとは
テレビ番組での人探しには、依頼者側が金銭的な負担をほぼ負わなくて済む、といったメリットがあります。所在不明の人間を、自費で探し出そうとすると、探偵事務所や興信所などに高額な出費を行わなければ、いい結果に結びつかないことが多いのですが、テレビ番組の場合、放送するテレビ局が捜索にかかる費用をほぼ全て負担してくれるからです。
100パーセントとまでは言えませんが、高確率で人探しが成功する可能性が高いというのも、テレビでの人探しのメリットです。捜索をテレビスタッフではなく、プロの探偵や興信所が行ってくれますし、個人が負担するより潤沢な捜査費用で、人員を割いて、探し人を見つけ出してくれるからです。
数多くの探偵や、興信所のスタッフを雇うとなると、毎月100万円以上の負担を覚悟しなくてはならないので、この多額の費用の負担を免れられる上に、高確率で人が見つかるというのは大きな利点だと捉えておいて構わないでしょう。
テレビ番組での人探しのデメリットとは
逆に、デメリットを挙げるなら、テレビ的な演出が必ず入ることを承諾しなければならないといった点がまずあります。なぜ尋ね人が失踪してしまったのかのVTRや、依頼主の心境に関するスタジオトークなどがほぼ間違いなくテレビ番組として作られていくからです。
少々、悪い言い方をするなら依頼主も尋ね人も見世物にされるということなので、人探しの費用を負担する必要がなくなる反面でテレビの一番組作りに協力しなければならないものと、認識しておくべきだと言えるのです。
また時間的な拘束を受けることも、快諾する必要があります。テレビ番組のひとつのコーナーだとしても、数日かけて収録が行われるので、数日はテレビのために、時間と手間を割かなければならなくなります。
この部分は、自力では達成できない人探しを代行してもらったお礼だといった認識の元で、出来る限りの協力をすることが好ましいと言えます。不躾な態度などは番組作りの士気に関わり、人探しの継続に影響を与える場合があるからです。
お金がないならテレビの力を借りるといいでしょう
テレビ番組での人探しには、メリットとデメリットが同じ程度ありますが、極論で言ってしまえばお金があるなら自分で人探しを行い、お金が無いならテレビに人探しを任せるのがベストだと言えるでしょう。
テレビ番組の場合、依頼主が顔や素性を晒さなければならないので、どう隠そうとしても個人情報が世間に知れ渡ります。この部分を嫌がる方にとって、テレビの協力はむしろ余計ですので、人探しを3ヶ月単位で行える程度の費用、大体150万円から200万円程度の出費を捻出できるような方は、個人で探偵事務所や興信所に尋ね人の捜索を任せるのが望ましいからです。
またどうしてもこの期間からこの期間の間に人を見つけたいといった場合に、テレビ番組の場合収録の予定などから期間がずらされる恐れがあります。あくまでもテレビ番組の成功がメインの題材であり、一企画はその添え物に尽きないからです。
テレビ側の優位が気に入らないという方も、個人で探偵事務所や興信所を利用するほうが無難だと言えるのです。
いかがでしたか?こちらのページでは今まで書いた、人探しのコツを全てまとめています。他に必要な情報もありますので、ご覧ください。