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憧れの職業の1つである警察官ですが、警察官に関してはいろんな噂があります。その一つが結婚する時には身辺調査をされて、それをクリアできなければ結婚することはできないという衝撃の噂です。
身辺調査というと、なんだか自分は悪いことをしていないのにまるで何かしたかのような気持ちになるので、良い気分にはならないものです。
では本当に警察官と結婚する時には身辺調査をされてしまうのでしょうか。そしてもしその調査でひっかかってしまったら結婚するのは反対されてしまうのでしょうか。噂の真相についてわかりやすくお話します。
職業柄なかなか通常の生活を送るのが大変な時もある警察官とおつきあいをしたいという方は要チェックしておいたほうが良いでしょう。
身辺調査は本当にある
警察官との結婚をする時には必ず身辺調査が入ります。正確に言いますと結婚する時だけではなく、お付き合いを始めるという時に身辺調査が入るのです。驚きの警察官のルールなのですが、警察官は原則として異性と交際をする時には申告書を提出しなければいけないのです。
この申告書には交際相手の名前や本籍、職業、同居家族の名前や職場などについても記入しなければいけません。警察官とお付き合いするのがここまで厳しいとは考えてもいなかったという方は少なくありません。好きな人とおつきあいしたいだけなのに、なぜここまでされなければいけないのかとショックを受ける方もいます。
しかし普通に生活をしている限りは特にひっかかってしまうということはほとんどありませんから、それほど緊張せずに身辺調査が終わるのを待っているだけで良いのです。身辺調査といえば探偵がするものというイメージがありますが、警察官の世界でもそういったことは実際にあるのです。
どういったことを調査されるのか?
身辺調査ではまず本人や家族の過去の犯罪歴があるかどうか、特別な思想を持っていないか、国籍はどこなのかなどをチェックされることが多いです。特別な思想というのは特別な宗教や政治団体に参加したことはあるか、現在参加していないかなどが調べられます。
同居家族についても同じように調べられますが、多くの場合、3親等あたりまでは最低でも調べられると考えておいたほうが良いでしょう。これは本人、本人の兄弟姉妹、両親、おじやおば、いとこなども含まれます。
ちなみに申告書を提出する立場である警察官のほうもどこまで調査されるのかということは知りません。ですから、どういった結果が出るのかというのはただひたすら待つしかないのです。
そして交際するタイミングで申告書を提出し、無事に身辺調査もクリアしておつきあいが続いた結果、結婚することになった時には再び申告書を提出することになり、また調査をされます。
ですが、交際開始時の調査をクリアできていて、それ以降に問題を誰も起こしていなければ結婚時の調査では更新情報があればそれを書くだけで調査はクリアできることが多いといわれています。
身辺調査は主にデータベースが中心
恋人や結婚相手について申告書を提出すると、その情報をもとに警察内にあるデータベースから交際相手や結婚相手の情報を引き出して調査するのです。つまり犯罪など警察にお世話になるようなことがなければほとんどの場合、結婚にはOKがでます。
あとは警察官本人から聞き取りを行なうなどして交際相手や結婚相手としてふさわしいかどうかということを調べます。探偵のように尾行や張り込みなどをして調査をするのとはまた違ったやり方なのです。
もしデータベースと照合して犯罪歴など問題が発覚した場合でも交際を続けることは可能ですが、上司にもよっては退職か別れを選択させられたりということもあったり、調査でひっかかった理由次第では警察官である恋人や婚約者本人から拒絶されることがあります。
問題があると言われても結婚はできますが、将来的に出世を望めなくなるといったケースも実際にあります。これは地方勤務にばかりまわされてしまうということが多いためです。
しかし移動した新しい勤務先で身辺調査を再度してもらえるように言ってみるのも良いです。特に外国人との結婚は日本人との結婚の時より厳しい調査がされるといわれています。
いかがでしたか?こちらのページでは今まで書いた、身辺調査のコツを全てまとめています。他に必要な情報もありますので、ご覧ください。