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探偵事務所への素行調査の依頼には浮気調査や婚前調査が最も多く、続いて雇用調査やターゲットの個人情報などが多いようです。これらの依頼内容には自力で調べる事が難しいという共通点があります。もしも相手にバレてしまったらトラブルを発生させたり、かえって問題をこじらせてしまう可能性も高いのです。
そこで探偵事務所にお願いをして素行調査をしてもらう訳ですが、調査内容によっては本来得たかった情報を得る事が出来ないかもしれません。
つまり素行調査によってどこまで調べてくれるのかを事前に知っておかないと、何の問題も解決されずに時間と費用だけが無駄になってしまうかもしれないのです。ここでは探偵事務所が各依頼内容についてどこまで調査してくれるのかを説明して行きたいと思います。
浮気調査・婚前調査の場合
浮気調査の場合は基本的に対象者に接触しないよう、ターゲットの尾行や張り込みを行い情報収集活動をします。この際に得られる情報はターゲットが調査期間中に、いつ・どこで・誰と会い・どのような行動をとったか、その間に浮気相手と思わしき人物がいたかどうかの情報です。
もしも浮気をしていた場合は、浮気をしていた日時や場所、証拠写真などの情報を得られます。更に浮気相手の名前や住所、知り合った時期などについても可能です。
婚前調査の場合はターゲットの過去や人間関係が主な調査内容となります。ターゲットの履歴・経歴が、事前に教えられた情報と一致しているかどうか、借金や夜逃げなどの経験はないか、交友関係や家族構成について詳しく調べてもらえます。
その他にも浮気調査と同様に、今までの女性関係についても調査してくれるようですから、不安の原因となっている問題についての情報は一通り知る事が出来るようです。
一般的な素行調査の場合
一般的な素行調査では、ターゲットの生まれてから現在までの情報を一通り知ることが出来ます。例えば住所・氏名・年齢のような基本情報、出身校や勤務情報、人間関係についてです。
勤務情報については勤務先や勤務時間、役職などの情報について調査をしてもらえます。ただし、その人の収入はどの程度なのかといった情報は探偵事務所によって調査を断られるケースがあるようです。これは利用口座や資産関係についても同じ事が言えます。
人間関係については家系や家柄、家族構成、交友関係や交際相手の有無といった身近な事から、反社会的な団体や良くない噂のある宗教との関わりは無いかといった深いところまでを調査をしてもらう事が可能です。その他には趣味や嗜好、よく出入りするお店などプライベート時の行動パターンについてなどが挙げられます。
このように時系列に関係なく、殆ど全てと言って良いほどの情報を入手する事が可能ですが、PCや携帯・スマートフォンのデータ解析は断られるようです。
素行調査が難しいケースについて
色々と調査をしてくれる探偵事務所ですが、依頼を断られるケースについて事前に知っておいても損はありません。例えば別れた交際相手を探し出して欲しいといった依頼は、ストーカー被害を発生させる恐れがあるので断られてしまうと考えてよいでしょう。
また、名前や写真だけといった単一の情報でも調査は難しいようです。というのも名前は同姓同名の場合がありますし、写真の場合は主観や容姿に影響され易いからです。これにはペットの捜索依頼も含まれます。
特定の行為が必要な調査に関しても難しい場合があります。盗聴器の使用、郵便物の内容調査、住居の侵入などは違法行為となりますので、これらの行為が必要な調査依頼は受け付けてもらえません。ターゲットの前科や犯罪歴についての調査が可能かどうかは探偵事務所によって異なりますので、事務所に相談してみる事をお勧めします。
探偵事務所に調査依頼をする際は、事前に具体的な依頼内容と情報が提供出来るように準備し、断られるようなケースに該当していないかを確認しておきましょう。
いかがでしたか?こちらのページでは今まで書いた、素行調査のコツを全てまとめています。他に必要な情報もありますので、ご覧ください。