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探偵に素行調査を依頼する場面とは、学生が新入社員として会社に入社する時や、これから自分の子供が結婚するような場合です。また、配偶者が浮気をしている場合も調査することがあります。
学生が入社する場合、会社側はしっかりとした社員になってもらいたいため、あるいは入社後に問題を起こしてほしくないため、しっかりとその人の身元を調べることがあります。特に大きな会社であれば身元を調べることが重要です。
一方で、自分の子供が結婚をするとき、自分の子供の配偶者の家の家計を調べることがあります。例えば家系の中に犯罪者がいるような場合、わざわざその人と付き合うことはないでしょう。家と家の結び付きがありますので、問題があるようであれば婚約も破棄しなければなりません。
このように素行調査は様々な場面で重要になりますが、実際に依頼する場合にはどれぐらいのお金がかかるかの見積りが重要になります。
見積りが重要な理由とは
素行調査を探偵に依頼する場合、見積りが重要になる理由の一つは、金額帯が明確でないからです。スーパーマーケットで売っているお弁当などとは違い、おおよその相場が素人には把握しにくいのです。スーパーマーケットのお弁当であれば、1000円札を1枚用意すれば間違いなく購入することができますが、探偵に素行調査を依頼する場合は、見積もりがいくらになるのか見当がつかないことが多く、一体いくら用意したらいいのかわからないことが多いです。
なぜこのように金額が明確でないのかといえば、そもそも素行調査自体の相場が決まっていないからです。素行調査といってもピンからキリまで存在します。例えば、1日で終わるものもあれば、十日ほどかかる場合もあります。また、自動車を利用したり専用の機器を利用しなければ調査ができないこともあるかもしれません。
自動車を一台利用すれば数万円の料金がかかる上に、機器を利用してもやはり料金がかかりやすくなりますので、見積りを出してもらうことが重要でしょう。
おおよその目安を知っておこう
素行調査に相場はありませんが、おおよその目安であればはじき出すことができます。例えば、どれだけの期間で調査を行うかにとても異なります。会社に入社するときの調査や、相手の家を調べる場合の調査であれば、項目によっては3万円程度でできることが多いでしょう。基本的な内容であれば、それほどお金はかかりません。
ですが、調べることが困難な内容もあります。例えば、相手の犯罪歴を調べるような場合です。相手の犯罪歴を調べる場合は、警察などに問い合わせても教えてはくれません。そのため、少し時間をかけて調べるのが基本になるでしょう。この場合1日で終わらないことが多く、調査も難しくなると10万円位かかることも珍しくありません。
一方で、住所や学歴等を詐称していないか調べる場合もあります。特に、会社で新入社員を雇う場合は学歴詐称などを調べることがあるでしょう。この場合、調査は難しくなく、3万円から5万円程度で調べることは十分可能です。
浮気の素行調査は高くなりやすい
配偶者が浮気をしており、素行調査をする場合には料金が高くなりやすい傾向にあります。なぜなら、浮気の素行調査は難しいことが多いからです。
例えば、自分の妻が浮気をしているとすれば、その証拠を手に入れないといけません。そのためには、尾行調査が重要になります。尾行調査は、長期化することが多く、長い場合は1ヶ月近く張り込みをしないと十分な証拠をつかむことはできないでしょう。
また、浮気相手と街を歩いているところを写真で撮影しても証拠としての価値はほとんどありません。少なくとも、相手と一緒にホテルから出てくる場面を撮影する必要があります。しかも、複数回出入りしている写真を撮る必要があります。さらに、場合によっては尾行調査をしたり、GPSを設置して浮気相手との証拠を手に入れることも大事になります。
そのように考えると、素行調査が長期化してしまい、見積り額が高くなってしまう傾向があることがわかるでしょう。
いかがでしたか?こちらのページでは今まで書いた、素行調査のコツを全てまとめています。他に必要な情報もありますので、ご覧ください。