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gpsロガーを使った素行調査について 素行調査は、探偵業者に依頼して行います。そもそも素行調査とは、特定の人物の行動を調べて問題がないか素行を調べる目的で行われます。
どういう目的で利用されるのかは依頼者によりますが、脇調査や採用時にその人間が採用するに値するかどうかといった目的で利用されるケースが多いです。
あとは、従業員が不正をしていないかどうか、結婚を前提としている人間の過去に悪評がないかなどの利用もあります。とにかく、素行調査は対象となる人物の行動を調べて、その結果を依頼者に報告してもらうまででワンセットで、それをどう使うかは依頼者次第です。
ただし、正当な理由のない利用は犯罪に該当する可能性がありますから、利用時には正当な目的で利用するという誓約書を提出します。
gpsロガーによる調査について
gpsロガーは、GPS発信機のことで、これを取り付けた対象がどのような行動をするのかを追跡することができるツールです。この機器自体は、一万円もしないで入手することができますので、個人でも探偵を雇わずに自分で調べたい人物の車などに設置して、行動を調べることはできます。ただし、この調査は場合によっては法に触れる場合があることには注意する必要があります。
例えば、まったく無関係な第三者の所有物にしこませるという場合、ストーカー規制法などに抵触する恐れがあります。また、他人の車に設置する行為は、他人の敷地に入れば住居侵入罪などの刑法に抵触する恐れもあります。
また、そこで得られた情報を第三者に提供するという行為も犯罪に当たる可能性があります。ただし、配偶者の不倫を調べるためなど、正当な目的がある場合には犯罪に当たらない可能性もあります。正確なことについては、心配であれば弁護士に相談すべきです。
探偵はノウハウを持っているのでバレない
探偵会社は、調査対象者にバレてしまっては元も子もないため、きちんとバレないような調査をすることが可能です。そのためのノウハウは構築しています。したがって、もしこの調査を行いたいと考えているのであれば、探偵業者を活用するのがおすすめです。
また、きちんと法令を遵守しているところを選ぶのも重要です。例えば、配偶者の浮気によって離婚をしたいという場合に、GPSロガーを使って行動を調べた結果浮気があったことが分かったとして、それによって得られた情報が裁判で証拠として採用してもらうことができなければ、裁判で勝つことはできません。
違法な証拠については、相手の権利を侵害する可能性がありますから、信頼できないとされて採用されない恐れがあります。きちんと法律を犯さない範囲で補助的に用いている探偵事務所であれば、それを使って得られた情報を基に作成された証拠は、証拠として信頼してもらうことができます。
GPSによる調査をメインとしているところは利用すべきではない
GPS調査は、あくまで調査の補助的な手段として、尾行と合わせて利用するのが望ましいです。GPSは単に位置情報を残すだけであって、何時に誰がどこで誰と合っていたということまでを情報として残すわけではありません。
調査能力に劣るる探偵事務所は、GPSを使って調査をすることをメインとして、尾行についてはおざなりになっているというケースもあります。当然ですが、GPSでの調査は、具体的に調査員が目視で確認することではありませんから、調査報告書にしっかりとした情報を書くこともできないでしょう。
そのため、GPSによる調査を前面に押し出しているところは、疑いの目で見た方が良いです。下手をすれば犯罪になりますし、依頼を下側に何らかの法的な責任が追及されてしまう恐れもあります。
こういった調査についてのスタンスは、探偵事務所のホームページで公開されていますから、信頼できるかをそこで見てみるのもおすすめです。
いかがでしたか?こちらのページでは今まで書いた、素行調査のコツを全てまとめています。他に必要な情報もありますので、ご覧ください。