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自分や自分の子供に結婚を考えている相手がいる場合、素行調査をすることはとても重要なことです。
交際する中で知り得る情報にも限りがあり、相手が嘘をついている可能性も否定できないからです。交際しているのみなら何ら問題なのですが、結婚まで考えているならそうはいきません。
相手の出身地、家族構成、離婚歴、借金など結婚をする際に知っておくべき相手の情報はたくさんあります。婚約者の職業を知らないなんてもってのほか。職業を偽っていても大問題で、教えられていた職業とは違っていたら、正当な婚約破棄の理由になり、結納まで済ませていたら慰謝料も請求できる可能性もあります。
結婚してから身元に関する嘘や問題があることが発覚すると今後の結婚生活に大きな影響を及ぼすことでしょう。
婚約者の職業を知るには?
会話したり、一緒にいるうちに、婚約者が本当に自己申告した職業であるかどうか疑問に思うこともあるでしょう。一昔までまでは「聞き合わせ」と言って、親もしくは親族が婚約者の近所へ聞きに回っていたようです。しかし現代ではご近所づきあいも希薄になり、なかなか思うような情報が入りにくくなりました。また近所どころか親兄弟、親類縁者ともほとんど顔を合わせていない人もいます。
婚約者の職業や本当の身元を知るには、探偵事務所に素行調査を依頼するのが確実です。
探偵事務所や興信所の依頼の多くは素行調査や浮気調査で、在籍しているスタッフも調査に関する研修をしっかり受け、高性能の機材も揃っています。
探偵事務所は今の時代、地方でも多く開業しており、選ぶのが大変なほどです。業者の数が多いだけ、質の違いもあります。依頼する前に、複数の事務所で見積もりを取ってもらうのがベストですが、忙しくて何社も周る時間がない人は、一括見積もりサービスなどを利用することをおすすめします。
プライバシーの侵害として訴えられないか
結婚に当たっての素行調査で、借金や家族の問題など、婚約を白紙にしたい事実も出てきます。婚約破棄を申し出た時、相手が探偵をつかっての素行調査はプライバシーだと逆に訴えられるケースも中にはあります。
訴えられるケースはまれで、もし本当に訴えられたとしても、慰謝料を払う必要はありません。むしろこちら側が慰謝料を請求できます。訴えられるまでとはいなかくとも、婚約破棄後に嫌がらせなどが続くことも考えられます。
中にはいくらかの「手切れ金」を渡して結婚を諦めてもらう方法もありますが、図に乗ってさらにつきまとい、お金を請求してくることも考えられます。婚約破棄する場合、正当な理由があっても、公正証書を作成して婚約破棄をしたという証拠を残しておくべきです。
弁護士を通すと確実でしょう。公正証書を作成しておけば、元婚約者からの嫌がらせやつきまとい行為があっても、法的に処罰することが可能になります。
素行調査には何が必要?
素行調査で婚約者の職業を知るためには、相手の情報もある程度は探偵に教えておく必要があります。
氏名や写真はもちろん、相手の住所、職業、職歴、友人関係、日常の行動パターンなど、知っている限りの情報を教えておきましょう。
費用は事務所にもよりますが、10万から20万ほどが相場です。今後何十年もの人生を一緒に歩んで行きます。自分や、自分の子供の幸せを考えれば、20万程度の費用は決して高くはないでしょう。
実際に結婚を考えていた相手の素行調査をすると、結婚していた、離婚歴があり子供もいた、ギャンブル依存症で借金もあったなどの事実が発覚するのも珍しくはありません。
相手が既婚者ですと結婚そのものもできませんし、子供がいるとなると、血の繋がらない子供を育てるのかを考える必要がありますし、養育費の支払いもあります。職業が嘘だった場合は、経済的にも大きな影響を及ぼすでしょう。結婚は信頼の上で成り立つものです。信頼のためは素行調査も必要でしょう。
いかがでしたか?こちらのページでは今まで書いた、素行調査のコツを全てまとめています。他に必要な情報もありますので、ご覧ください。