公務員の不貞行為・素行調査について

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公務員の不貞行為については素行調査の中でも比較的多い案件となっています。一般的には真面目で素行不良の可能性も低いと考えられている傾向にある公務員ですが、その勤務状況からは見えない部分での行動については、一般の人と大差はないと考えても良いでしょう。

素行調査は、終業後からの行動について、あるいは休日や年休取得日に関して行う事となります。具体的には探偵が対象者の行動について把握し、不貞行為についての有無を調べていくこととなります。探偵は対象者がどのような行動パターンをとっているのか、立ち寄っている場所や購入したもの、移動する場所などについて注意深く調べていくこととなります。必要に応じて現場の証拠となる画像を撮影する場合もあります。

公務員の不貞行為は珍しいことではない

芸能人や有名人などの不貞行為が週刊誌などに掲載され、その都度大きなバッシングにあうことからもわかるように、不貞行為そのものについての世間の厳しい目が向けられるようになっています。特に公共性の高い職業である公務員に関しては、その就職の時点において高い倫理観を有していることが求められることもあり、職務に専念する義務を同時に負うことになります。

しかし残念ながら、比較的休日を取りやすいという環境にある職場条件や安定した給与と身分保障などの観点から、公務員の不貞行為は後を絶たない状況にあります。

相談に訪れる方は公務員の妻という立場の方が多く、自宅への帰宅が遅いということ、出張や外勤が急に増えたこと、残業時間に対して支給される給与が思ったよりも低いことなどから不貞行為の可能性を自覚するというケースが多いようです。
公務員という立場であっても珍しいことではありませんので、本人次第というところが大きいといえるでしょう。
公務員の不貞行為・素行調査について

年休が取りやすいことは公務員の不貞行為の多い理由

公務員に関しては就業規則がきちんと構築されておりますので、一般の企業にお勤めの方と比較すると、年休の行使に関して有利であることから、かなり自由に休日をコントロールできる条件が整っているといえます。

年間20日の年次有給休暇が付与されており、翌年に20日を限度として繰り越すことができますので、最大で40日の年次有給休暇を取得することができること、また一般の会社員においては取得することができないことも多い病気休暇、またその他の休暇制度も充実しているので、ご家族の知らないところで意外なほど多くの年休を消費していることも考えられます。

ご実家へ帰省の際などに奥様から長めの年休をとるように伝えたところ、それを渋ったということから公務員の不貞行為が発覚したというケースもあります。このように休日が取りやすい環境であるということは、職場待遇として変更することはできませんので、きちんとご家族で把握しておくことが重要ですが、不自然な点があれば探偵事務所に相談すると良いでしょう。

異変を感じている場合には探偵事務所に相談を

どのような職業であっても倫理観に違いがないとは言えませんが、基本的に不貞行為については本人の考え方やその時の状況によって大きく左右されます。そのために公務員だから危ない橋は渡らないであろうという考えは一旦横に置くことをお勧めします。

まずは何らかの異変が感じられた場合には速やかに探偵事務所に連絡をして、その後の対策についてしっかりと確認していくことがベターです。終業後の素行調査において問題が発覚するケースもありますし、内緒で年休を行使した上で平日にフルに休日を利用して行動に移すケースもあります。

不自然な勤務状況はご家族から見えにくいという点もありますので、職場への確認をすることをお考えになることも多いものですが、警戒感を抱かせることにもつながりますので、探偵による素行調査を実施したほうがよりベターです。どのようなタイミングで素行調査に入るのか、探偵との打ち合わせをしっかりと行うことによってより大きな成果が期待できます。

いかがでしたか?こちらのページでは今まで書いた、素行調査のコツを全てまとめています。他に必要な情報もありますので、ご覧ください。