Contents
企業にとって、一人の社員のトラブルで企業の存続が危ぶまれることがあります。昨今ではSNSなどに社会人としてしてはいけないレベルの書き込みをし、企業に大きなダメージを与えてしまったという事実もあります。このように一人の問題社員において企業に与える損失はかなりのものであり、日頃からそのようなトラブルがないかをチェックすることが必要となってきます。
その為、気になる社員の素行調査を実施している企業も多いのです。社員の立場からすれば疑われているような気持ちになるかもしれませんが、実際に調査されていることには気付きません。今回は、社員に対する素行調査についてどのような人物がされるのかについて考えていきましょう。
勤務態度に問題ありの場合
企業としては勤務中の態度があまりに悪い場合、素行調査を実施することがあります。例えば、営業として外勤が多い場合、いつもサボってばかりいるような人物であったり、仕事を人に押し付けて自分が得をするような態度など目に余る行動が増えてくると企業としてもこのまま雇い続けるべきかを考えなくてはいけません。
また、パワハラやセクハラなどが横行するような環境であれば、他の社員に迷惑が掛かってしまいますので、そのような人物の素行調査もよく行われているようです。また、企業側に金融業者から督促の電話などがかかってくる社員がいた場合、万が一、企業のお金を横領されても困りますので、その点にも気を配らなくてはいけません。
傍目から見た時に素行がおかしいと感じる人物がいた時、調査の依頼をすることがあるようです。安心して仕事を任せることができる人物なのかを企業側が見極める為にも必要な調査と言えるでしょう。
反社会的勢力との関わりの可能性
社員の中に反社会勢力との関わりがあったり、疑わしい場合には素行調査が行われます。反社会勢力との関わりがある社員を企業として在籍されていると世間に知られた時、確実に不利になるからです。
世間からの目としては企業全体の信用度を下げ、株価も同時に下がってしまいます。このような状況になってしまうと、企業としての存続すら危ぶまれてしまうのです。疑いのある人物がいる場合にはしっかり調査しておくことが必要と言えます。
また、副業禁止の企業に勤めているのに、他の場所で働いているという噂が出た時などにも行われます。企業としては他の企業に内部の話をされてしまうのはとてもリスクが高く、その為の副業禁止ですから、それを破っているのかどうか確認しなくてはいけません。例え、経済的状況が困難だとしても企業側に何の了承も得ずに働いていることはルール違反です。そのような人物に対しても、しっかり調査されるでしょう。
昇進、役職に就く際の素行調査
昇進や役職が決定される前に、その社員がどのような人物なのかを把握しておく必要があります。企業の中にいる姿だけではなく、プライベートな部分も重要になってくるからです。お金に困っていたり、離婚間近であったりなど詳しい内情を把握するには内部の人間ではできませんので、探偵に依頼する形になるでしょう。その調査報告書を見て、役職をつけても問題ないのかを判断します。
人の上に立つということはかなりのプレッシャーがあるものですし、ストレスも一社員よりもはるかにかかってきます。その状況に耐えられる人材であるかどうかを見極めなくてはいけません。また、企業内の社員から見た人物像も大切になってきます。パワハラやセクハラをしている人物を役職にするわけにはいきません。
そのような人物だと見抜けずに昇進させてしまうと、後からトラブルになってしまったり、内部告発されてしまうこともあります。役職に就かせても問題ないのかを確認する為にも、素行調査を探偵に依頼することがあります。
いかがでしたか?こちらのページでは今まで書いた、素行調査のコツを全てまとめています。他に必要な情報もありますので、ご覧ください。