素行調査をしてわかること

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探偵の仕事というと、人物を追跡して調査することをイメージするのではないでしょうか。たしかに調査は探偵の仕事の基本です。しかし一口に調査といっても、さまざまな種類があります。その代表ともいえるのが、素行調査と呼ばれるものです。

素行調査では対象者の普段の行動を念入りに調べます。結婚相手がどのような人物なのか詳しく知りたい場合などに依頼されることが多いです。また浮気調査も素行調査の一種です。他にも企業が、就職志望者や従業員について詳しい情報を知りたい場合などにも利用されます。

下手に自分で調べようとすると、対象者に勘付かれてしまうので探偵に任せるのがおすすです。素行調査では、どのような事柄がわかるのでしょうか。

何時に何をしてる?1日の行動パターンがわかる!

素行調査でわかることは沢山ありますが、基本となるのは1日の行動パターンです。朝起きて外出する時点から帰宅する時点までの行動を、数日に渡って記録します。バスに乗った時刻や電車を降りた時刻など、あらゆる行動に関して具体的な時刻を記録していくのです。

また時刻を記録するのと同時に、重要なポイントでは写真撮影も行うのが一般的です。写真があると行動をイメージしやすくなりますし、調査結果に説得力を持たせることにもなります。依頼者は時刻の記録と写真を見ることによって、対象者の行動パターンを詳細に把握できます。

一つひとつの行動を吟味することも必要ですが、このように行動パターンを明確にすることが人物像を明確にする第一歩です。また行動パターンが明らかになることで、性格なども把握できるケースが多くあります。たとえば約束の時間より、かなり早く出かける傾向があれば、慎重な性格であるといえるでしょう。
素行調査をしてわかること

よく行く場所がわかる!趣味の把握も可能

対象者がよく行く場所も、素行調査でわかることの一つです。住まいと職場以外のどのような場所に行くことが多いのか調べられます。そのような場所がわかれば、趣味なども明らかになりやすいです。書店に寄ることが多ければ読書家である可能性が高いですし、美術館によく行くのであれば芸術に興味があるとわかります。

このような趣味の場合は、悪い印象を受けることはないでしょう。一方でギャンブルをするような場所に行くことが多いと判明すれば、警戒する人が多いのではないでしょうか。また風俗店に通っている場合も印象は良くないと考えられます。

このような趣味は自分の口から伝えることは少ないです。そのため結婚や雇用をしても、妻や上司は気付かないケースが珍しくありません。何か大きな問題に発展してから、初めて気付いて戸惑ってしまうことが多いです。そのような事態に陥ることを防げるので、よく行く場所を明確にしておくことは有益といえます。

どのような人物と会っている?人間関係が明らかに

人間関係が明らかになることも素行調査の特徴といえます。対象者を追跡することによって、どのような人物と関わりがあるのかを把握できます。友人や家族だけなら特に問題はないといえるでしょう。しかし対象者が会う相手の中には、警戒が必要な人物が含まれているケースもあります。

代表的な例としては、友人やパートナー以外の異性が挙げられます。必ずしも浮気をしているとは限りませんが、頻繁に会っているのであれば不自然です。その場合は浮気を疑って慎重に調査を進めたほうが良いでしょう。浮気相手の氏名や住所なども、探偵であれば調べるのは不可能ではありません。

また過激な思想を持っている団体の人物と、頻繁に接触している場合なども要注意です。対象者自身も同様の思想を持っていて、日常生活や仕事に影響が生じることが懸念されます。対象者がそのような人物と一緒にいる写真や映像を撮った探偵は、依頼者に詳しく報告してくれます。

いかがでしたか?こちらのページでは今まで書いた、素行調査のコツを全てまとめています。他に必要な情報もありますので、ご覧ください。